時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

読書

『昨日・今日・明日』織田作之助

これ実写化してくんねえかな……。 View this post on Instagram A post shared by stencil (@stencilf74)

『木の都』織田作之助

もう織田作は好き過ぎてずっとひとりだけの楽しみにしてたのですけど。 View this post on Instagram A post shared by stencil (@stencilf74)

『永日小品』より「元日」夏目漱石

今回もかなりふざけております。こちらを題材とした論文などいくつか拝見しますに『永日小品』群全体とかで語られているものが多いせいかなんだかシリアスで真面目な空気が漂ってる感半端ないのですが、我にはどうしても男共のわちゃわちゃ劇にしか見えずメ…

『永日小品』より「火鉢」夏目漱石

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『漱石山房の冬』芥川龍之介

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『あめりか物語』永井荷風

先生の旅について想いを馳せたりなどしています(相変わらずです)。 View this post on Instagram A post shared by stencil (@stencilf74)

『こばなしけんたろう』小林賢太郎

小林祭りは我の中で暫くひっそり続きます。 View this post on Instagram A post shared by stencil (@stencilf74)

『小説 東のエデン 劇場版』神山健治 『フィルムコミック 東のエデン』(8月23日記)

『小説 東のエデン 劇場版』神山健治『フィルムコミック 東のエデン』.お久しぶりです。夏休みなのでご容赦ください。間もなく通常運転予定です。.そう、ジャケ買いです(違う)。キャラデザ最高。相変わらずウミノ先生ステキなお仕事。こちらの表紙は主人公滝…

『高瀬舟』『高瀬舟縁起』森鷗外(7月23日記)

『高瀬舟』『高瀬舟縁起』森鷗外.とある事件で『高瀬舟』を思い出したので再読。喜助の思いはもしかしたら誰もが感じるものなのかもしれないとは思う。罪を犯したがために自分の人生において初めて得られたまとまったお金(島流しの際お上から受ける当座の生…

鷗外忌だったのでつらつらと(7月9日記)。

さて。鷗外忌です。今回は読書記録というよりは鷗外のひととなりなどに想いを馳せたりしました。ずいぶんと偏ってますけれど。だらだらと長文雑記です。.森於菟さんは鷗外の長男。『ヰタ・セクスアリス』を鷗外は成人前だったこの方向けに執筆されています。…

『ナマコ天国』本川達夫:作 こしだミカ:絵

『ナマコ天国』本川達夫:作 こしだミカ:絵.娘(小4)が学校で借りてきた絵本。見た目からエグい。.わー、これどんなお話なのかしらね と海鼠たちの愉快な物語を想像してみてみたらガチな海鼠専門書だった笑う。我、こんなに海鼠のこと知らなかったのね…と感…

『湯ヶ原ゆき』『雑談』国木田独歩

『湯ヶ原ゆき』『雑談』国木田独歩.『湯ヶ原ゆき』はおそらく独歩唯一の紀行文。明治40年7月発表の作。療養目的の旅で、このころすでに病がだいぶ進んでいて、実際出発時点からずっと熱発しっぱなしでさぞかししんどそうか と思いきや、その中身はあまり病気…

『再會』国木田独歩

『再會』国木田独歩.こちらの詩は『獨歩遺文』に収められたもののひとつです。.激しい感情を心の中に持っているのにも関わらず、その文章ではどこかしら遠いところから静かに自身を俯瞰する一面も持つ方です。他人事というか客観的に見つめているだけでそこ…

『十年前の田園生活』国木田独歩

『十年前の田園生活』国木田独歩.さて。本日6/23は独歩忌です。という訳で独歩を読みます。こちらは明治40年に出されたものです。このときから十年前、そう、ちょうど「渋谷村」に住んであれこれ考えてたころを回想されてるお話です。明治29年初秋から翌年春…

『孔雀』芥川龍之介

『孔雀』芥川龍之介.青空文庫さまなので全文一気載せです。どうぞ。ーーーーーこれは異本「伊曾保の物語」の一章である。この本はまだ誰も知らない。「或鴉(からす)おのれが人物を驕慢し、孔雀の羽根を見つけて此処かしこにまとひ、爾余(じよ)の諸鳥をば大き…

『大川の水』芥川龍之介

『大川の水』芥川龍之介.さて。独歩はもうすぐ独歩忌が訪れるのでそれまで置いときます。久々の龍さん。大川。かつて隅田川の吾妻橋周辺から下流がそう呼ばれていたそうで。という訳でこちらは龍さんの語る隅田川のキラキラです(そうなのか?..龍さんは中学…

国木田独歩『青葉集』より 「久方の空」「秋の夜」

stencil on Instagram: “2nd『青葉集』で発表されている詩の中には、先に『國民之友』で発表されていたものもいくつかあり。ちなみに初出のものや先に発表済みの作品が集められているので、國木田哲夫、獨歩吟客、國木田獨歩の署名が混在していたのですが、…

国木田独歩『青葉集』より 「若き旅人の歌」「厭世的樂天家の歌」

stencil on Instagram: “さて。独歩にとっての詩集2作目にあたる『青葉集』は明治30年11月に発行されています。ここでもまだ本名の哲夫を名乗っています。いろんなひとの作品が一堂に収められているのも抒情詩と同じ。正岡子規とか与謝野鉄幹も入ってます。…

国木田独歩『抒情詩』より 「獨坐」「秋の月影」

stencil’s Instagram profile post: “ではそろそろ『抒情詩』から紹介するのも今日までにしとく。「山林に自由存す」はさすがにいろんなところで見られるだろうからパスです。ということでふたつ。次回からは2nd『青葉集』(←アルバムか)所収の詩をちら見しま…

国木田独歩『抒情詩』より 「夏の夜」「枯野の友」

stencil on Instagram: “さて。国木田独歩の詩が続くわよ。…”

国木田独歩『抒情詩』より 「門邊の兒供」

stencil on Instagram: “飽きるまで独歩の詩。今回も『抒情詩』から。実は一行置きに二字下げの表記になってたのだけど体裁が崩れるのでそのまま行頭揃えてます悪しからず。 . . 「門邊の兒供」 . 街の塵にまみれつゝ 浮世の風に吹かれつゝ 門邊に遊ぶ子供等…

国木田独歩『抒情詩』より 「今こそは」

stencil’s Instagram photo: “国木田独歩の詩が好きですと以前より何度も告白してる我です。これからも何度でも言います。 今回は『抒情詩』(明治30年刊行)よりご紹介。 . . 「今こそは」 . 行先は何處にもあれ 行末は如何にともあれ すぎこしかたの夢もさめ…

国木田独歩 詩「心、みやこをのがれ出で」

stencil on Instagram: “では我の好きな独歩の詩をひとつ。 . 「心、みやこをのがれ出で」(明治28年「國民新聞」発表) . 心、みやこをのがれ出で、 夕日ざわつく林の中を 語る友なく獨りでゆきぬ。 夏たけ秋は來りぬと 梢に蝉が歌ひける。 林を出でゝ右に折…

国木田独歩の詩について。

学習研究社の全集第一巻には網羅されておるよ図書館にあるのでは?この文庫のやつは一部。 stencil on Instagram: “さて。 今年度も彷徨える大学生がいらっしゃるようです。ええ。我の過去記事で急にこいつがアクセス急上昇。今年度は国木田独歩の詩について…

『福神町綺譚』藤原カムイ

stencil on Instagram: “『福神町綺譚』藤原カムイ . さて。こちらではお久しぶりです。粛々と生きています。.…”

『科学以前の心』中谷宇吉郎:著 福岡伸一:編

stencil on Instagram: “『科学以前の心』中谷宇吉郎:著 福岡伸一:編 . 福岡ハカセ厳選のナカヤ君のエッセイ25篇。 表題作「科学以前の心」より。科学的か非科学的か が論点にもならない「科学以前の考え方」について思いを巡らせている。 . ナカヤ君の友…

『四月馬鹿』織田作之助

stencil on Instagram: “『四月馬鹿』織田作之助 . オダサク。武田麟太郎が亡くなったのを受けて書かれたもの。武田麟太郎は1946年3月31日に亡くなっている。 読んでいると、織田作は本当に「武田さん」のことを愛していたのだなとしみじみ思う。 .…”

『くらべる京都』岡部敬史:文 山出高士:写真

stencil’s Instagram post: “『くらべる京都』岡部敬史:文 山出高士:写真 . 食糧日用品調達以外完全に外出しなくなった我ら(全然平気)であるが、先日旦那がこの本を買って帰ってきた。「これで脳内うろうろしいや」とのこと。娘用ではなく我用だそうだ。な…

『猫と杓子について』織田作之助

stencil on Instagram: “『猫と杓子について』織田作之助 . オダサク。 「エロチシズムと文学」についてなんか言えと言われたよ という内容。それをまるっと無視して「猫も杓子も」の話を延々してる。 .…”

『私の文学』織田作之助

stencil on Instagram: “『私の文学』織田作之助 . オダサク。 私の文学というお題でなんか書けと言われたよ という内容。つらつら「私の文学」について孤独とか宿命とか任意の一点とか独りごちておられる。 .…”