時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

『夏の夜の音』正岡子規

これ、鉄割アルバトロスケットの内倉憲二さんに淡々と朗読してほしい。←声フェチ

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『夏の夜の音』正岡子規.紙本を読む合間に青空文庫を巡回する我です。出不精な我にはありがたくてしょうがないです。ちょいと昔の作品に興味がおありになる方、アプリなしで読めますのでぜひご利用を。「”青空文庫”で検索!」←回し者?..当時の「世間の音」に猛烈な憧れを抱く我です。生きる時代間違ったかな。現代に暮らすには生き辛いステンシル耳。電子音とか、本来聞こえない音とかは世の中が進歩していくにつれ増え続けるものなのだ、と痛感する。若い頃少しはマシだったような気がするのはそういうこともあるのかなぁとか。.んー、"静音"を歌う電化製品増えてるけれど。モータとかファンが必要ないろいろな製品、全く新しい技術で不要にできた人にステンシル平和賞を与えたい(讃えるだけ)。ダインソ(何)も羽のない扇風機とか出しててとてもステキだけど、あれ、うるせぇのよ(買うの断念)。.もうね。夏は窓開けてると、2軒隣くらいまでエアコンの稼働状況把握するよ(狂あと、部屋で超静かにしていると、目撃する前に足音でGさまの存在を(やめろ夏ですね。..さて。あのころの音。明治32年の作。夏といっても梅雨時で、でも雨は降っておらず。病床の正岡子規が部屋の中から夜の音にじっと耳を傾けている。音の列挙をしているのになぜかとても静謐。上野の森と、汽車の音と、近隣の生活の音。.では少し引用。.ーーーーーーーー午後十時より十一時迄.下り列車通る。単行の汽罐車、笛を鳴らし鳴らし、今度は下つて往た。間も無く上り列車が来た。上野停車場の構内で、汽罐車が湯を吐きながら進行を始める音が聞える。蛙の声が次第に高くなる。遠くに犬が頻りに吠える。門前の犬吠え出す。又水汲みに来た。東隣では雨戸をしめる。又星が見えると独りごち給ふ。戸締りの音.蚊帳を釣り寝に就くーーーーーーー..#読書 #読書記録#books #bookstagram#正岡子規#青空文庫