時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

宮本考後半。宮本先生の今までの愛、これからの愛。

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エレカシ「九月の雨」は名曲。ス的ベスト10に入るわよ(何を急に)。←言いたいだけ.さて。前回の続きの宮本考。先生もまた、外側からの価値判断に右往左往し踠き苦しんでいる方である。己よ強くあれ、超人たれ、という思いとは裏腹に。ひとがどう思うか、ひとが褒めてくれるのか、貶されるのか、を非常に気に病む繊細さを持っておられる。わかりやすいとこで最近の小林武史さんからのギター評、実は非常にメンタルにきておられるご様子だし。弾き語りツアー、なしって言い出しそうで嫌です。もしするならMYJJ(仮)でやるとか言いそう。..イメージでは、「ひとはひと、俺は俺」 な「他人からの評価なんてどうでもいい」的な唯我独尊系だと思われがちなのだけれど。白黒のツートーン姿を貫いていたり。でもそれは物凄く堅固なわかりやすいプロテクタで。そういう姿勢をして見せる(あるいは威嚇する)ことで自分を周りから保護し、あまりひとと交わらず、「孤高」と称されるのをよしとして。ひとに入り込まれないようにして。.それは、ひと一倍自意識が強く内向的なため、ひとから受けた否定的な意見、悲しみ、裏切り、傷などを事あるごとに遥かなる過去から蒸し返し反芻してひとり苦しむからで。.天性の歌うたいは、心から出てくる言葉を、歌という形にして世に出すけれど。ひたすら自分の思いを吐露し続けていて、実はそれは世間からの共感が得られにくいものだということに気づいていなかった、と。内省的な割には自己評価は決して低くないので、世間の評価とのズレ、齟齬に長いこと”晒されて”いて。自分に存在する才能を客観的に見つめ、それでも表街道をトップアスリートとして突っ走ることを許さなかった浮世と対面し続けて。.先生は以前ご自分を茶化して「死んだ後に評価される」的なことも仰っていたけれど。売れたい、とにかく売れたい という思いを長く抱えて苦しんでいた先生。.そこでおそらく佐久間さんに課題として提示されたテーマが「愛」。『ココロに花を』と『明日に向かって走れ - 月夜の歌 - 』がエレカシの最高傑作だと語る今の先生。確かに世間からの評価も高く、広く受け入れられた、ということ。考えるに、この2つ、あるいは『愛と夢』と、一個飛びで『ライフ』も合わせてこの作品群は「愛するひとに向けて」歌っていると取れる曲が多く。先生なりのラブソング。がんばったのよね…。我『ココロに花を』聴いて驚いたもの。宮本が明日を「愛する人に捧げ」てるぞと。.愛を歌うこと。「あなた」へ向けて歌うこと。もしくは大きな愛、エールを皆に送ること。これがヒット曲となるための、世間の心を掴むための王道だ、とわかって。悩みに悩んで。GLAYの曲聴いて寝込んだりして。そこからもっと自分の中の宇宙がぐるぐる渦巻きだして。先生曰く「迷走期」に入るのだけれど。..ぐぬぬすげぇ纏まらない。ただ、先生を好きというひとは昔からとことん先生のことを愛し続けていて。さらに、先生の歌に魅了されていくひとたちはやがてどんどん増えて行き。先生の「俺これでいいのかな」という日々の迷い、悩みも少しずつ薄れていき。自信へとつながり。そして、今や世間へ広く認められた存在となり。.今の先生は、周りからの溢れる愛を素直に受け取れていて。「やっぱね、愛ってことなんですよ」と言えるようになり。愛されている自分をしみじみと感じとっている先生は、新たな「愛」を高らかに歌うステージへ立つのです。ここからさらなる高みへ駆け上がる予感。ここで恥ずかしがらなきゃ天井知らずですぜひ大いにキラッキラに愛を歌い上げてください(何)。佐久間さんもビックリして喜ぶくらいのを届けてくれないかな。先生は理性が働くと照れで自分の格好良さに勝手にブレーキかける癖あるからそこは我慢して欲しいところです(老婆心.もうね。壮大な先生の歴史絵巻、一大伝記なのね。令和の今がなんと、なんと尊いことか…! 先生自身が光を放っている我らの太陽であることに気づけ先生。やたら眩しいわよ。.でも先生、夢が小金持ちから大金持ちに微妙にシフトしてたね(悶死)。可愛すぎか。まだ外からの評価に揺れてるなぁとか。もう先生の存在そのものがこの世の宝だってのは揺らがないわよ。..#雑記#宮本浩次#宮本散歩中#小金持ちにはなれたご様子#愛がだだ漏れさて、こんな感じでごたごた御託を並べる我のエレカシでのぶっち切り好きNo.1アルバムは4th『生活』です(究極の内省の塊)。「俺はお前に負けないが お前も俺に負けるなよ」。俺もお前もどっちも先生ていうもうなんつうかこのね(狂)。我の好み、推して知るべし。