時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

2019-07-26から1日間の記事一覧

『深夜の人』室生犀星

『深夜の人』室生犀星.昭和9年1月の作。.「雨があがると虹が立った、素晴しい美しい虹だった。」..なぜか群衆が虹を見ようと列をなして歩いている。それを見た「死んだ小説家が僕とならんで、ちょっと虹の方を見て、愚かなることよというような顔をした」。.…