時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『文鳥』夏目漱石

そういえば。自分が持っている本であっても、青空さんで読めるものはこちらで紹介したりしています。皆様が手軽に気軽に手に取れる手段として。ぜひ。 『文鳥』夏目漱石.さて。漱石先生の『文鳥』を先に。明治41年6月の作。三重吉兄さんにごり押しされて飼う…

『鳥』(旧題『三月七日』) 鈴木三重吉

赤い鳥以前の三重吉兄さんが気になります。木曜会ラブ。 『鳥』鈴木三重吉.三重吉兄さんの明治40年4月の作。や、やっと全集に辿り着けた。.三重吉は、自分の書いた作品を、世に出した後も推敲・校正を重ねタイトルも変えたりしている。この『鳥』も、元は『…

『笑いごとじゃない ー 世にも明るい闘病記』ジョセフ・ヘラー/スピード・ヴォーゲル:著 中野恵津子:訳

キャッチ=22再読始めたらどっか行きそうだな(頭が)。ヨッサリアン〜。 『笑いごとじゃない ー 世にも明るい闘病記』ジョセフ・ヘラー/スピード・ヴォーゲル:著 中野恵津子:訳.『キャッチ=22』でお馴染み(なのか)ジョセフ・ヘラーの「ギラン・バレー症候群…

宮本先生、ぜひいろんな方をプロデュースしていただきたく。すごいね。

いや、こんなに聴けるとは。恐ろしい子。 さて。やっとフルで聴けました。もう早速妄想深掘り中。.「きみに会いたい ー Dance with you ー」これ超カッコいい。音数とか絶妙なライン。今回ゴリゴリなロックで押して来なかったのはとても考えてんなぁと悶える…

『わたしの名前は「本」』ジョン・アガード:作 ニール・パッカー:画 金原瑞人:訳

『わたしの名前は「本」』ジョン・アガード:作 ニール・パッカー:画 金原瑞人:訳.ジョン・アガードさんは南アメリカのガイアナという国出身の詩人。あ、図書館の本です。.「わたしの名前は本。 これからわたしの物語をしよう。」.本が本のことを語ってい…

『古事記物語』鈴木三重吉

三重吉兄さーん。 『古事記物語』鈴木三重吉.児童文化運動の父。「赤い鳥」創始者。そして木曜会メンバにして漱石門下三羽烏のガキ大将。仲間、家族、下の者に対しては仕切り屋でいばりんぼ。かつ門下生には珍しく酒乱で女好きを隠さないひと。ロマンチスト…

『中谷宇吉郎の森羅万象帖』

『中谷宇吉郎の森羅万象帖』.あいすみません。ナカヤ君祭りがステンシルの中で開催されています。この本好き。ムック本と言うのでしょうかこういうの。ナカヤ君の仕事をそれはもう美しい写真とともに紹介されていて。.息子さんの後ろ姿を描いた油絵でもう自…

猛烈な自省といろいろ今思うと痛すぎる話。これからどうしたらよいのでしょう。

さて。今ごろ理解した自分の性質のおかげで。今までの自分のアホさ加減に嫌気がさし、これまで関わってくださっていた方々に対する態度への激しい後悔と懺悔の気持ちでいっぱいになっているステンシルです。この歳になっていまさら気づくかね。まぁ気づけた…

『絶対音感』最相葉月

無自覚であるが故の孤独、ね。勝手に孤独を感じてんじゃねえよっていう自戒。 『絶対音感』最相葉月.1998年刊行(文庫本は2002年)のものなので、最新事情などは異なるのかもしれませんが。絶対音感の持ち主たちに一斉アタックして得られたことを紹介している…

『きらきら』谷川俊太郎:文 吉田六郎:写真 『Snowflakes in Photographs』 W.A.Bentley

『きらきら』谷川俊太郎:文 吉田六郎:写真『Snowflakes in Photographs』W.A.Bentley.白状しますと。結構な範囲で幾何学模様が好きです。というわけで自然が産み出す幾何学模様も大好物で(松ぼっくりの螺旋とかヒマワリの種の並びとか)、今回また熱が再燃…

弱ったときの成ちゃんその2。本日は「なぜだか、俺は祷ってゐた。」

さて。エレファントさんたちの話をします。ええと、今日も成ちゃん(まだ弱ってる我)。あの、たぶんステンシルの妄想が激しすぎるのでなんか違うと思われる方もいらっしゃるかと思われます。ああ、こいつ頭湧いてるなと笑ってスルーしてください。..成ちゃん…

弱ったときの成ちゃん。本日は『ココロの花』。

ついにエレカシというカテゴリを作ってしまったわ。 弱ってるときはエレファントさんたちを処方する我。映像も堪らないのですが、やはり重低音もよく響くヘッドホンでひとり目を閉じて横になり沈み込んでからのたゆたう感じで。どうもスは耳から脳内で愛でる…

『ふたりはともだち』アーノルド・ローベル:作 三木卓:訳

がまくん好き。 『ふたりはともだち』アーノルド・ローベル:作 三木卓:訳.娘(小3)蔵書。こちらは小学2年生の国語で習った「おてがみ」がとても気に入り、今はかえるくんがまくんのシリーズを、全部(かしら)お持ちである。ふたりはともだち、ふたりはきょ…

『星めぐりの歌』宮澤賢治

そういえばこの詩、平成狸合戦ぽんぽこにも出てたの思い出した。 『星めぐりの歌』宮澤賢治.なんともはや。咳喘息に参ってゐる。夜から明け方が寝れねぇ代わりに昼ねみい。今回は咳が続くというよりも、喉の閉塞感が半端ない。急に息が止まるかもしれないと…

『朝永振一郎 見える光、見えない光』朝永振一郎

こどもの国語の教科書とかでこういうお話載せたらいいのに。国語じゃねぇのかな。 『朝永振一郎 見える光、見えない光』朝永振一郎.トモナガ君。物理学者。ユカワ君に次ぐ日本で2番目のノーベル物理学賞受賞者。武蔵野市名誉市民。.この本は随筆集。あ、図…

『花物語 (続植物記)』牧野富太郎

てんてー、高知国に行きたいです。 『花物語 (続植物記)』牧野富太郎.マキノ君。もう追っかけざるを得ないのね我。あ、図書館の本です。勢いであるやつ借りた。そして購入積読本が増え続ける悪夢。←買わなきゃいいのよ.「私は植物の愛人としてこの世に生まれ…

『雪』中谷宇吉郎

まさかここまでナカヤ君にハマるとは。 『雪』中谷宇吉郎.ナカヤ君。もうナカヤ君としか呼べぬ我です。今回は直球で『雪』。しかし、青空文庫てホンマありがたいね。現代小説メインの方には馴染み薄かもしれませんが。.この文章は、”雪ってなぁに””雪の結晶…

『入れ子の水は月に轢かれ』オーガニックゆうき

『入れ子の水は月に轢かれ』オーガニックゆうき.初ミステリpost。ミステリといえば森博嗣ミステリィしかまともに読んでいない我です(偏りすぎなのよ)。本日最長文かもすみません。.こちらは旦那の知人の顧客のお身内の方の作品(遠いわね…)。今回旦那知人が「…

『ドミトリーどもきんす』高野文子

とても好きです。 『ドミトリーともきんす』高野文子.姉宅にお世話になっていたとき、姉と最近読んでる本談義になり。中谷宇吉郎のことを話したら「おお! ナカヤ君か!」と喜ばれ。おお? ともだちか?.これを最近読んだのだ と本棚から出してきたのがこの…

『ゴールデン・バスケット・ホテル』ルドウィッヒ・ベーメルマンス:作 江國香織:訳

『ゴールデン・バスケット・ホテル』ルドウィッヒ・ベーメルマンス:作 江國香織:訳.ええと。現イタリア(オーストリア=ハンガリーのメラン)出身のアメリカ人作家。「マドレーヌ」シリーズでお馴染みなのだそうだが未読。あ、図書館の本です。これは江國さ…

GW中やっと行けたぜ漱石山房記念館。

いやぁ。GWのドタバタで風邪をこじらせた我です。ある年齢を過ぎてから、喉痛からすぐ咳喘息に移行する身体になり(老)。くそう夜眠れねぇ代わりに昼ねみぃ。..さて。連休中、某大会に家族が参加しており。成績もまずまず。旦那はステキなものをゲットしてほ…

『新版 きつねみちは天のみち』あまんきみこ:作 いわさきちひろ:画

『新版 きつねみちは天のみち』あまんきみこ:作 いわさきちひろ:画.図書館で借りた本。あまんきみこさんは『車の色は空の色』がとても好き。これは3つの短編がひとつに重なるというつくり。いきなり降り出した激しい雨。3にんのこどもたちがそれぞれ「雨…

『片想い百人一首』安野光雅

『片想い百人一首』安野光雅.安野光雅さん。ちょいちょい登場していますが。あ、図書館の本です。スが幼少の頃より『旅の絵本』『もりのえほん』でお世話になり、娘(小3)は『まよいみち』『ふしぎなのり』『あいうえおみせ』『くらべてかんがえる』などでお…

『いすがにげた』森山京:作 スズキコージ:絵

『いすがにげた』森山京:作 スズキコージ:絵.図書館で借りてきた本。森山京さんもスズキコージさんもどちらも好き。.スズキコージさんといえば思い出される。スのリアル友人が高校時代ものすごく絵を模写していて。当時なんとシュールな娘よと感心したもの…

『ことばさがし絵本 あからん』西村繁男

なからん ではござらん。 『ことばさがし絵本 あからん』西村繁男.図書館で借りた本。西村繁男さん。.あからん とは「あ」から「ん」のことだそうで。好きなのをお写真でいくつか。.相変わらずシュールで好きです。娘(小3)からはやはり「いおりってなーに」…

『いつもちこくのおとこのこ ー ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー』

タイトル長いっす。 『いつもちこくのおとこのこ ージョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー』ジョン・バーニンガム:さく たにかわしゅんたろう:やく.シュンタロウ君。あ、図書館の本です。娘(小3)がこの先生の絵を見て、ページをめくりながら、やはり…

『あみだだだ』谷川俊太郎:ぶん 元永定正:え 中辻悦子:構成

『あみだだだ』谷川俊太郎:ぶん 元永定正:え 中辻悦子:構成.シュンタロウ君。あ、図書館の本です。娘(小3)が「カニツンツンや!」と表紙見て大喜びしたもの。元永さんの絵も大好きです。.コトバの破壊力。スは好きなのだけれど、娘はカニツンツンの勝ちー…

そふとばんくサマに乗り換えるのか我は。

今おーしーえぬサマ(回線はどこも)なのだけれど。 さて。ソフトバンクさまにデコが擦り切れるくらい平伏するステンシルですこんばんは。令和元年の初日から動いてお話される先生をどうもありがとうございます。.インタビュー、今回も絶好調で先生の手がわた…

『からたちの花がさいたよ』北原白秋:作 与田準一:編

『からたちの花がさいたよ』北原白秋:作 与田準一:編.図書館で借りた詩集。北原白秋もお馴染み。あめあめふれふれかあさんがー とか。そのことを娘(小3)に言って本を見せると、「おお、 すっごいねハクシュウ」。うん、すっごいね君の近さ。.好きなのをお…

『橋をかける 子供時代の読書の思い出』美智子

平成最後の投稿を今こちらにアップするっていうね。 『橋をかける 子供時代の読書の思い出』美智子.す、すみません先に深くお詫びしておきますが皇室関連にはほぼ興味がございません。著者様のお人柄なども存じ上げません。そして今後も掘り下げません。なの…