時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『ぼくらのなまえはぐりとぐら 絵本「ぐりとぐら」のすべて。』

『ぼくらのなまえはぐりとぐら 絵本「ぐりとぐら」のすべて。』福音館書店母の友編集部編..娘(小3)が学校で借りてきた本。そしてやはりルビはなく。もう母ちゃんが読んでくれるからいいやとかたっぱしから気になるのを持って帰ってきてはいないかい? 意外と…

『写真』谷川俊太郎

『写真』谷川俊太郎.娘(小3)の借りてきた本。写真と、そのとなりにある言葉。谷川さん自身がお撮りになられている。.今、国語で谷川さんの「どきん」を読んでいる、とのこと。小1の時は「かっぱ」を音読してて。.つらつら考えるに、就学前から谷川俊太郎には…

『まゆとそらとぶくも』富安陽子:文 降矢なな:絵

『まゆとそらとぶくも』富安陽子:文 降矢なな:絵.娘(小3)が学校で借りてきた本。このシリーズ、親子ともども好きです。ことにスは降矢ななさんの絵が大好き。『やまんば山のモッコたち』がとても好きなのだけれど。これはまた今度。..やまんばのむすめ、ま…

『ギケイキ 千年の流転』町田康 『義経記』島津久基:校訂

ギケイキ、早く2巻読もっと。 『ギケイキ 千年の流転』町田康・『義経記』島津久基:校訂.先月くらいからチラチラ読んでて、今やっと読了。並行して『義経記』読んでたからだけれど。町田康も大好物です。.町田康。あまぞんなどでちょい長めな作品レビュー…

『マルコヴァルドさんの四季』イタロ・カルヴィーノ:作 安藤美紀夫:訳

『マルコヴァルドさんの四季』イタロ・カルヴィーノ:作 安藤美紀夫:訳.図書館で借りた本(我が)。児童書のコーナーふらふらしてたら目についたの。.大学でバイトしてた頃、やたら海外文学を大学図書館で漁ってたのですが、イタロカルヴィーノも好きでした。…

 『いちねんせいになったあなたへ』江國香織:詩 井口真吾:絵

『いちねんせいになったあなたへ』江國香織:詩 井口真吾:絵.娘(小3)が学校で借りてきた本。詩集。.江國香織さん、すみません読んだことがありませんでした。偏りすぎなのよ我。ちょ、ちょっくら小説とかも読んでみようかしらね(何故どもる)。井口真吾さん…

令和元年、万年筆ブーム到来。

さて。宮本浩次先生(についてるスタッフ)は上手な出し方してくるなぁ。完全にエビバデの意識が万年筆に向いちゃってるし。すごいなあみゅーずさん。 決めました。..万年筆デビューは誰がなんと言おうとペリカンさんにします先生。パイロットさまごめんなさい…

『寺田寅彦の追想』『球皮事件』中谷宇吉郎

『寺田寅彦の追想』『球皮事件』中谷宇吉郎.中谷宇吉郎(とそこで教えてくれる寺田寅彦情報)づいているように思われるかと存じますがその通りです。開き直りです。いや、先日ご紹介した『線香花火』の実験の裏で(というか表で)起きていた出来事とかがこれを読…

『現代日本文學大系29(筑摩書房)』より『父の手紙と森田さん』夏目伸六

いや、森田さん、翻訳方面でご活躍なさってるのですよ(何フォロー)。 『父の手紙と森田さん』夏目伸六(『現代日本文學大系29』筑摩書房より).昨日と同じお写真ですけどもね(間違いはいつもひとつ)。.そう。夏目漱石の次男。随筆家。うぃきさんで見てみたとこ…

ふぃりっくすがむ。

さて。ピアノの森再放送1stシーズン第3回。.昨日は娘(小3)から「母ちゃん! テレビ!!」と直前に教えてくれたので無事に見ることができました(他力本願)。旦那からは「…リマインダ設定しとけば…?」と冷めたご意見を頂戴し。そうする。.しみじみしましたよ…

『現代日本文學大系29(筑摩書房)』より『漱石先生と私』中勘助

猫気。←何 『漱石先生と私』中勘助(『現代日本文學大系29』筑摩書房より)こちら、「夏目先生と私」のタイトルのと内容同じかな。.中勘助。『銀の匙』でお馴染み。ご本人のアイデンティティは詩人であったようですが。第一高等学校・東大文学部時代の漱石の教…

『現代随想全集3 安倍能成・和辻哲郎』より「夏目先生の追憶」安倍能成

木曜会への妄想が止まらない。そろそろ止まってほしい(他人事)。 『現代随想全集3 安倍能成・和辻哲郎』より「夏目先生の追憶」安倍能成.安倍能成。哲学者であり木曜会メンバ(まだまだ熱いわたくし)。よししげさんとお呼びします。「漱石門下四天王」のうち…

『線香花火』中谷宇吉郎

『線香花火』中谷宇吉郎.先日も紹介しました寺田寅彦の学問の弟子。そう。これ、寅彦先生に巻き込まれたもとい勧められ共同作業した研究テーマの話。.いやぁ、ガチだった。以前紹介した『備忘録』で、線香花火について誰も研究してくんねえなおもろいのに と…

『あの頃のこと Every day as a child』写真:川内倫子

『あの頃のこと Every day as a child』写真:川内倫子文:中村航・是枝裕和・湯本香樹実・佐藤さとる・やまだないと・中村一義・島本理生・堀江敏幸・しりあがり寿..映画『誰も知らない』の写真と、「あの頃のこと」についての短編集。2004年に購入したもの…

『吾輩は猫である』夏目漱石

ええと。他の登場人物もそれぞれ想像上の声のひとがいます。もうね。 『吾輩は猫である』夏目漱石.いつか書くと言っときながらもう来た。長編かつ鉄板。すげぇ好き。大好物。この新潮文庫の表紙も好き。安野光雅さん。持ち歩いてたのですっかりボロボロにな…

『寒月の「首縊りの力学」その他』中谷宇吉郎

いやぁ。もうこういうの好きですよ。 『寒月の「首縊りの力学」その他』中谷宇吉郎.理学博士であり、世界初の人工雪製作に成功された方であり、寺田寅彦の弟子(寅彦氏が大学の指導教官)。随筆集『冬の華』に、”寅彦先生に関することども”をいくつか載せられ…

『あいうえおのえほん』内田麟太郎:文 西村繁男:絵

『あいうえおのえほん』内田麟太郎:文 西村繁男:絵.図書館で借りた本。西村繁男さんの絵、とても大好きなのです。『もうすぐおしょうがつ』とか。.内田麟太郎さんは実ははじめましてなのです。ことば遊び系のもの他にもあるのかしらね。気になります。.好…

月桂冠サマありがとうございます。20190414。

さて。月桂冠サマに足を向けて寝られないステンシルですこんにちは。どうもありがとうございます動いてお話されている先生をどうもありがとうございます。もう本日連投してますけれどもね。暇人かと言われても構いません暇人だもの。.いや違う来週から一年間…

『ぼおるぺん古事記 (一)天の巻・(二)地の巻』こうの史代

『ぼおるぺん古事記 (一)天の巻・(二)地の巻』 こうの史代.さて。初漫画post。ホントは蔵書の『この世界の片隅に』を探してたのですが、どうも旦那がどこかに貸したのかなんかしててユクエシレズ。.ぼおるぺん古事記は全3巻とのことなのですが、この2冊し…

ピアノの森1stシーズン2話目。20190414。

「ねっとふぃりっくす」ではなくて「ねっとふりっくす」サマが正解なのね。無知ね。ふふふ直さないわよ。 さて。ピアノの森。巷では2ndシーズンの最終回を迎えられたとかでうわぁいいなあ早く観たいーーとか思っているのですけれど。.1stシーズンの第2話、…

『迷わず書ける記者式文章術 プロが実践する4つのパターン』松林薫

いつもInstagramでステルスミニ本をおやつやごはんと共に撮影されている面白い方。 『迷わず書ける記者式文章術 プロが実践する4つのパターン』松林薫.そう。大変面白かったです。目から鱗がもりもり落ちましたよ。なぜかスッキリした気持ちになれたの。不思…

予告状。20190413。

おや。.そう。激しい既視感をあなたに。ふふ。ふふふ。ふふふふ。..#読書 #読書記録#books #bookstagram#松林薫#サイズ感#ミニ違い#ミニ寿司#すみません図書館でお見かけしてお迎えしました#今から拝読します#まんまとステマに#まさかのパウンドケーキ一気喰…

『春の日のさした往来をぶらぶら一人歩いてゐる』『春の夜は』芥川龍之介

龍さんの春。 『春の日のさした往来をぶらぶら一人歩いてゐる』『春の夜は』芥川龍之介.春ふたつ。どちらも夢のようなふわふわ感溢れる話。何を見て何を想っていたのか につい思いを馳せてしまう。.お昼の龍さん。ぶらぶら加減のシュールさ。隣を歩き何にぐ…

ピアノの森アニメ第1話からビルブラッフォードへの飛躍。

さて。ピアノの森デビュー。やっとアニメ第1話、拝聴することが出来まして(激遅)。いやぁ、色々わかり始めた。なんで森にピアノがあるのかとか(そこからか)。.公式サイトで「5分でわかる」1stシーズンの内容を勢いで観たっす。これからが楽しみです。.ええ…

『寺田寅彦』和辻哲郎・『備忘録』寺田寅彦

『寺田寅彦』和辻哲郎・『備忘録』寺田寅彦.和辻哲郎さん。木曜会メンバであり、寺田さんとはその中の学者仲間。互いに影響しあっていて。尊敬の念も持ち。良いなぁ。.和辻さんは『寺田寅彦』でこのように言う。寺田さんは何でもかんでも”あれ、これなんなん…

『THE SEVENTH DIRECTION』沼澤尚

神様。もうね。 『THE SEVENTH DIRECTION』沼澤尚.神。いや、ステンシルの中で神と崇めている方。使ってる愛器たち、好きなひとたち、影響を受けたアルバム、スタイル、全仕事。お写真とともに。2000年11月発行のもの。もうそんなになるのね…。.これが発行さ…

ざ、しょっと。

あまりに下戸すぎてこのひと瓶4日かけて飲んだよね。 さて。ついに買ってしまいました。月桂冠THE SHOT。艶めくリッチの方。近所のファミマにあっさり置いてあった。京都だから? わー、こんなにさらっと置いてあったらカジュアルに買っちゃうなこれ。.とか…

ステンシル的神ドラムと神ベース。20190405。

さて。前回金子ブラザーズを取り上げましたので。なんとなく今回も兄弟ものを。 Fishbone『FREDDIE’S DEAD』 Fishbone - Freddie's Dead (Video) Drums: Philip “Fish” Fisher (弟) Bass:John Norwood Fisher (兄) 『FREDDIE’S DEAD』といえばカーティスメ…

『コーヒー哲学序説』寺田寅彦

日本近代文学館のカフェに行きたい〜っ。てか文学館に行きたい〜。 SNSをしていると、自分の知らないことを知っている方に紹介していただけるのがとても嬉しいです。世界が広がるなぁ。 『コーヒー哲学序説』寺田寅彦.ええ。木曜会メンバです。ですが今回は…

『篁』北原白秋

北原白秋『篁(たかむら)』より「つくし」.『篁』は北原白秋の長歌集。長歌。5,7,5,7…と続けて、最後に5,7,7で結ぶ形式の和歌。反歌もつく。.次の元号の「令和」が万葉集を元にされたとのことだったので、何となく万葉集には長歌多かったなぁ と思い、ふわっ…