時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

生命賛歌よ。

独歩祭りだと言っときながらすぐ横道に逸れる我。.そういえば、我が敬愛する宮本浩次先生は、埼玉古墳群を見て、そのスケールのでかさと佇まいに圧倒され「生命賛歌」という曲を作られています(2003年発表14thアルバム『俺の道』収録)。先生37歳の作。もうね…

『生きる』谷川俊太郎:詩 岡本よしろう:絵

生きることにされましたか。もういらっしゃらないのでしょうか。 『生きる』谷川俊太郎:詩 岡本よしろう:絵本日連投。すみません、全文をそのままpost。..生きているということいま生きているということそれはのどがかわくということ木もれ陽がまぶしいと…

『牛肉と馬鈴薯』『岡本の手帳』国木田独歩

『牛肉と馬鈴薯』『岡本の手帳』国木田独歩.『予が作品と事実』で、独歩は『牛肉と馬鈴薯』について、登場人物は上村と近藤以外には実際のモデルがいて、舞台もモデルがあり、ああやって集まってぐだぐだわいわいやってたのも実際よくあったことで、そこから…

名曲アルバムプラスにびっくり。

さて。ピアノの森なのですけれど。もう地上波放映をピンポイントでテレビの前に座って観る が全然できねぇ。知らないうちに第12話になってたし(号泣)。.開始5分で甥っ子が来宅してそれどころではなくなり。おーい、時間決めて約束して娘よ。バタバタしてほ…

『国木田独歩全集 第一巻』より

『国木田独歩全集 第一巻』より.6月23日は独歩忌です。36歳という若さで明治41年(1908年)に亡くなりました。これからしばらくステンシルの中で独歩祭。.スは詩人としての独歩がとても好きです。きっと芥川の龍さんも好きでいてくれてた。..田山花袋、柳田國…

『ソライロノハナ』萩原朔太郎

『ソライロノハナ』萩原朔太郎.萩原朔太郎自筆歌集の復刻版。勤めていた大学を辞するときにとある先生がお譲りくださったもの。.勤めてたっつっても、先生方が研究に専心できるよう周辺雑務の代行係で。講義の合間に先生方がふわふわと集まってきて、お茶し…

『CUT 2019年7月号』

『CUT 2019年7月号』.さて。お迎えしましたよ。ほほう。ほうほう。ええと、あれこれ思ったこと。.なんか、先生胸板厚くなってる。ま、まさか53にして青春再びかしらね(何)。我は現在の先生も好きですが、華奢で歩いてるうちにふわふわと空中散歩してしまいそ…

『MATEKI 魔的 Magical Words behind me』森博嗣

『MATEKI 魔的 Magical Words behind me』森博嗣.さて。連日近所のお宅取り壊しに伴う頭痛と脳疲労にやられております。なんだろね。加齢って怖いわ。歳を重ねるごとに鈍くなるもんかと思ってたけれどその真逆で、許容範囲がどんどん狭まっていく感じ。精神…

『目に見えないもの』湯川秀樹

『目に見えないもの』湯川秀樹.さて。昨日は一日中めでたいことでばたついていました。よきかな。..やっと手にできました。ユカワ君の随筆集。区の図書館、蔵書検索したらヒットしねぇでやんの。書庫にすらない。大丈夫なのだろうか。それともそんなもんなの…

クロウタドリ。

さて。クロウタドリといえば(昨日のpostを引きずる我)。つらつら想像しております。ライラックの枝に止まって鳴くクロウタドリ。とても絵になリますね。.そして妄想が本日も絶好調に通常運転。なんかね。エレカシの『悪魔のささやき〜そして、心に火を灯す旅…

『詩集 ライラックの枝のクロウタドリ』ジェイムズ・リーヴズ:作 エドワード・アーディゾーニ:絵

『詩集 ライラックの枝のクロウタドリ』ジェイムズ・リーヴズ:作 エドワード・アーディゾーニ:絵 間崎ルリ子:訳.本日は宮本浩次先生の53歳お誕生日です (しつこいかしらね)。.先生がこの世に生まれてくれて本当に良かったです。どうもありがとうござい…

宮本先生お誕生日おめでとうございます。

いよいよこれからのライブ映像を遡ろうと。忙しいな。 宮本浩次先生、53歳のお誕生日おめでとうございます。ソロライブ、成功するとよいですね。ご祈念致しております。..さて。昨日届きました。今日は昼前からとてもバタバタするのだけれど。今から時間ギリ…

宮グッズも安定の仕上がりぶり。

誰が黒幕なんだろう(何)。 さて。宮グッズ。す、すてきー。...エビバデのみなさま(重複表現)の愛が試されてますね(何)。いや、一周回って愛おしくなってきました(盲目)。うん。可愛い。じわじわくる。なんか買おう。.先生のイラストをもっとおっきくしたのん…

『蜘蛛の糸』芥川龍之介

最近娘に赤い鳥攻撃を仕掛けている。江口煥とか小川未明とか。 『蜘蛛の糸』芥川龍之介.そう。寝る前朗読の会。娘(小3)は、冒頭の一節を学校ですでに暗誦しておられたらしく「あー知ってるこれ」と最初をもう一度ユニゾンされた。すごいな君ら。.そして、最…

『智恵子抄』高村光太郎

『智恵子抄』より「あどけない話」高村光太郎.ーーーーーーー智恵子は東京に空が無いといふ、ほんとの空が見たいといふ。私は驚いて空を見る。桜若葉の間に在るのは、切つても切れないむかしなじみのきれいな空だ。どんよりけむる地平のぼかしはうすももいろ…

頑張りたいときのトミ。本日は「旅立ちの朝」。

さて。エレファントさんたちの話をします。ええと、今日はトミ。頑張りたいときなどによく頼ります。あの、毎回申しますが、かなり頭に電波来てるので、あーこんなこもいるんだー くらいに流してください。トミとはエレカシのドラマー冨永義之さんです。..23…

『我が一九二二年』より「秋刀魚の歌」佐藤春夫

母がまともに本を読んでいるのを全く見たことがないのである。謎。 『我が一九二二年』より「秋刀魚の歌」佐藤春夫.最後の一節。ーーーーーーーさんま、さんま、さんま苦いか塩つぱいか。そが上に熱き涙をしたたらせてさんまを食ふはいづこの里のならひぞや…

『海潮音』より「水無月」テオドル・ストルム:作 上田敏:訳

『海潮音』より「水無月」テオドル・ストルム:作 上田敏:訳.ーーーーーー子守歌風に浮びて、暖かに日は照りわたり、田の麦は足穂うなだれ、茨には紅き果熟し、野面には木の葉みちたり。いかにおもふ、わかきをみなよ。ーーーーーー..テオドール・シュトル…

『どんぐりと山猫』宮澤賢治

『どんぐりと山猫』宮澤賢治.娘(小3)が寝る前に。今日は何読もうかねと聞いた母に「お母さんの最近読んでるのでオススメのやつ」と言ってきて。はぁ、え? なに例えば? と聞いたら「国木田独歩とか鈴木三重吉とか」。く、国木田君? むずかしいよ(すぐに選…

『文鳥』鈴木三重吉

『文鳥』鈴木三重吉.最後は三重吉の『文鳥』。明治42年1月の作。はたしてこれは随想なのか創作なのか、境界が限りなく曖昧で。これも普段の会話から真実に夢想を盛りがちな兄さんの本領発揮というか。すこしふしぎ。.この前、こちらは夏目漱石『文鳥』の後に…