『画帖 月百姿』月岡芳年

月岡芳年の散切物ちゃんと見てみたい。

画集です。ムック本ていうのかな。月岡芳年の「月百姿」。好きなのをいくつか。.＜三日月の頃より待し今宵哉　翁＞.満月の夜、村人達がござ敷いて酒飲みながら句会を開いていた場に通りかかった老人。村人に一句詠めと誘われ「三日月の～　」と短冊に書き始める。今宵は満月じゃねぇか俳句のことなんも知らねぇなおっさんと笑われかけたところすかさず「　～頃より待ちし今宵哉」。うめえ！　と一同舌を巻く　という話。この翁は松尾芭蕉だったとされています。.＜むさしのゝ月＞.年老いた狐が月から顔を背け、水面に映った自分の姿を見つめている。晩年に描かれた「月百姿」の最後に出版された作品とされている。.江戸から新時代である明治へと時が進みあらゆるものが新しく移り変わろうとしている中、生き残ってしまった最後の浮世絵師。神経を病んでゆき酒で身体を壊し晩年に想うことは　などと勝手な妄想。.武蔵野〜(別の妄想)。.#読書 #読書記録#books #bookstagram#月岡芳年#月百姿#画集