時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

『三つの金の鍵 魔法のプラハ』ピーター・シス:作 柴田元幸:訳

チェコとモロッコとスペインには死ぬ前に一度行ってみたい。

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『三つの金の鍵 魔法のプラハ』ピーター・シス:作 柴田元幸:訳.チェコで生まれ、アメリカに移住したイラストレータ&児童書作家。こちらは図書館で借りた本。柴田先生が大好きです。..降り立ったところは昔ぼくが住んでいた街プラハ。ぼくの家には錆びた南京錠が三つかかっていた。でもぼくは鍵を持っていない。どこからともなく現れた「我が家の猫」に連れられ、三つの鍵を探しにゆく。「でもなぜだか、ぼくにはわかる。ついてこい、と猫はいっている。」.プラハにまつわる伝説を読み終えるごとに手に残される鍵。三つの鍵を手にしたぼくは家に向かい、猫につれられ歩き始める。..淡々とした文章がとても好きです。柴田先生曰く「闇と夢の絵本作家ピーター・シス」が「幼い娘のために作った、魔法の街プラハの光と影を見事にとらえたこの傑作絵本」。.でも、なんとなく、こども向けというより、おとながあのころの記憶を呼びさますもの のようで。..「あちこちで子どもたちが 遊んでいる街角。 日曜の、 一家そろっての散歩。 バースデーケーキ。 すりむいた膝。 そして、 ぼくがそんな日々に 永遠の別れを告げた、 ずっと、ずっとまえの日の記憶。」..#読書 #読書記録#books #bookstagram#ピーターシス#PeterSis#柴田元幸#児童書#絵本