時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

『山のタンタラばあさん』安房直子:作 出久根育:絵

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『山のタンタラばあさん』安房直子:作 出久根育:絵.図書館の本です。安房直子さんも出久根育さんも好き。わーい。..魔法が使えるタンタラばあさん。タラの木の下に住んでいて、シャボン玉を吹いたり、踊ったり、木々の吹く口笛に耳をすませていたり。山の生き物たちはみんなタンタラばあさんを知っています。「おもしろい人だよー。だって魔法つかうんだもの」。.よもぎのはっぱでみどり色のスカートを、レンゲの花でもも色のブラウスを縫い上げて。それを着てふわりと空を飛んで。.タンタラばあさんのかわいらしくて優しい眼差しの先にあるものは、きっと安房直子さんが見ている世界で。生きているものたちへの、ちいさいけれどおおきな愛。.. 「よもぎのスカートを、ふわりとさせて、木の枝にすわっていると、タンタラばあさんは、自分がおばあさんなのを忘れてしまった。. やがて、カラスがお茶を運んできた。 あついいれたての紅茶に、ふっくりと黄色いカステラ。 タンタラばあさんは、お茶を飲み飲み、カステラを食べた。. すると、ますますふしぎな気持ちになった。スカートはいて、カステラを食べると、かわいい女の子の気持ちになれるのかなあと、タンタラばあさんは思った。」..#読書 #読書記録#books #bookstagram#安房直子#出久根育#児童書#絵本