時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

2019-06-04から1日間の記事一覧

頑張りたいときのトミ。本日は「旅立ちの朝」。

さて。エレファントさんたちの話をします。ええと、今日はトミ。頑張りたいときなどによく頼ります。あの、毎回申しますが、かなり頭に電波来てるので、あーこんなこもいるんだー くらいに流してください。トミとはエレカシのドラマー冨永義之さんです。..23…

『我が一九二二年』より「秋刀魚の歌」佐藤春夫

母がまともに本を読んでいるのを全く見たことがないのである。謎。 『我が一九二二年』より「秋刀魚の歌」佐藤春夫.最後の一節。ーーーーーーーさんま、さんま、さんま苦いか塩つぱいか。そが上に熱き涙をしたたらせてさんまを食ふはいづこの里のならひぞや…

『海潮音』より「水無月」テオドル・ストルム:作 上田敏:訳

『海潮音』より「水無月」テオドル・ストルム:作 上田敏:訳.ーーーーーー子守歌風に浮びて、暖かに日は照りわたり、田の麦は足穂うなだれ、茨には紅き果熟し、野面には木の葉みちたり。いかにおもふ、わかきをみなよ。ーーーーーー..テオドール・シュトル…

『どんぐりと山猫』宮澤賢治

『どんぐりと山猫』宮澤賢治.娘(小3)が寝る前に。今日は何読もうかねと聞いた母に「お母さんの最近読んでるのでオススメのやつ」と言ってきて。はぁ、え? なに例えば? と聞いたら「国木田独歩とか鈴木三重吉とか」。く、国木田君? むずかしいよ(すぐに選…

『文鳥』鈴木三重吉

『文鳥』鈴木三重吉.最後は三重吉の『文鳥』。明治42年1月の作。はたしてこれは随想なのか創作なのか、境界が限りなく曖昧で。これも普段の会話から真実に夢想を盛りがちな兄さんの本領発揮というか。すこしふしぎ。.この前、こちらは夏目漱石『文鳥』の後に…