『新版 きつねみちは天のみち』あまんきみこ：作 いわさきちひろ：画

『新版　きつねみちは天のみち』あまんきみこ：作　いわさきちひろ：画.図書館で借りた本。あまんきみこさんは『車の色は空の色』がとても好き。これは３つの短編がひとつに重なるというつくり。いきなり降り出した激しい雨。３にんのこどもたちがそれぞれ「雨と雨のすきま」に入り込み、不思議な出会いをするという話。きつねと、ひつじと、ぼら。..なんとも嬉しいふわふわな気持ちになるお話でした。ひつじさんの話が好き。.若い絵描きのエムさんに描いてもらったこひつじは、雲のうえから雲ひつじたちに「おいで」と呼びかけられて嬉しくなって飛んでいき。長いことエムさんのこと忘れて遊んでて、戻ってきたらもうエムさんはいなくなっていて。今はもう家もなくなってる。ずっと誰かにこのことを聞いてもらいたかったから。ぼくのむねはかるくなったんだね。ありがと。とけんじに話すこひつじ。..ーーすると、うしろのほうから、口ぶえがきこえてきました。そして、その口ぶえはぐんぐん、ちかづいてきます。おや、白いベレーぼうをかぶった男の人が、うれしそうに、こちらに歩いてきました。「や、やっぱり、むかえにきてくれた！　エムさんだ。」こひつじは、はねあがりました。ーー..#読書 #読書記録#books #bookstagram#あまんきみこ#いわさきちひろ#児童書