時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

『森のお店やさん』林原玉枝:文 はらだたけひで:絵

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『森のお店やさん』林原玉枝:文 はらだたけひで:絵.娘(小3)蔵書。この中の「きつつきの商売」というお話が教科書に載っていて、とても気に入り購入したもの。でも我がすげぇ気に入ってしまった。なにしろ絵が好き。ぐぅ好き。あと、出てくることばがステキなのね。こういうの刺さるわー。しみるわー。..きつつきが開いたお店『おとや』。「できたての音、すてきないい音、おきかせします。しぶおんぷ一こにつき、どれでも100リル」.お店にきた白うさぎがメニューから選んだのは<ぶなの音>。「しぶおんぷぶん、ちょうだい」きつつきは、白うさぎを大きなぶなの木の下に連れて行き、自分はてっぺん近くのみきにとまって。くちばしで力いっぱいぶなの木のみきをたたく。..では。終わりの一節。ーーーーーーコーン……。.ぶなの木の音が、ぶなの森にこだましました。白うさぎは、きつつきをみあげたまま、だまってきいていました。きつつきも、うっとりきいていました。しぶおんぷぶんよりも、うんと長い時間がすぎてゆきました。ーーーーーー..このお話、音読をよくしてくれるのだけれど。娘はこの「コーン……」をちょうど良い高さと長さで表現してくれる。いやぁ、ちゃんと森に広がる音を想像してんだなぁとしみじみ。ほかにもいろいろなお店やさんがあるの。もうこの世界観すごく好き。.#読書 #読書記録#books #bookstagram#林原玉枝#はらだたけひで#児童書#娘蔵書