時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

虎と馬の話。

さて。トラウマ。父。さあ愚痴ばっかりだよスルーしていいですよ。そしてどこまでが本当の話でしょう(何)。

 

大学入試の話。「いい国立」なら家を出てもよく、そうでなければ地元短大でいいという父親の強い圧。何だろうね。我は四人兄弟で長女・次女・長男・次男の次女。上から三人はほぼ団子で生まれたのでそらそうなるのかもだけど。短大は受験しなかったため、地元限定で威張れる私大に勝手に入学金振り込まれてた。

 

長女は地元国立にさっくり入ったから文句言われなくて。

「女はこうあれ」と言う典型的な男尊女卑亭主関白人間だったのだけれど、「頭の良さで」結果が出せればその道を行くことは黙認するっていう不思議。姉はあまり迷惑をかけたりせず独立独歩で文句つけようのない道をガシガシ歩いてて。

 

 

父が高卒だったからか。うっかり我らがそこそこ賢かったため、こどもに対する学歴コンプレックス半端なかったな。たぶん父親も知能は高かったのだろうけれど、時代が進学を許さなかったのだろうな。彼8人兄弟だし戦中生まれだし。

実は「勉強しろ!」と言われたことが一度もない。する必要ないと思われてたぽい。長男も適当な大学出て自分の仕事を手伝えばいいとか思われてたし。もう自然と勉強自発的にやるし燃料あるから捗るよね(何)。教育方面のネグレクト半端なかったな。塾にも行けてないし。

 

 

ピアノを習うことを無駄の一言で断られ続け。好きな本・漫画を本棚ごと捨てられ。

長男には好きなことをやれと楽器も買い与えたりしている中で、女は料理や裁縫などやるなら金を出すと。ほほう。なんたる時代錯誤な。一切やらなかったけれど。あら反抗期?

 

「自分で自分の人生をどうにもできないという歯痒さ」と島本理生さんは仰ってたけれど。ホンマそれ。早く抜け出したかったわ。でも金銭的なアレ(全て音楽に注ぎ込む人生)で長いこと実家に居座ったな。楽器も自由に弾けたし。

 

母が頑張って密かに道を拓こうとしてくれてた。表立ってやろうとすると、今度は母に攻撃の矛先が向く。秘密で、こっそり。我は母に知性を感じてた。我がグレずに済んだ理由。

 

ああ、もうこの世にいないひとなのに。

もうね。父親との静かな確執はね。多分我が死ぬまで言う。

 

 

父親がぐうの音も出ない超絶頭の良い旦那を選び。あ、今の旦那は人間性に惚れましたよ。あと声(何)。あと旦那の人生が本5-6冊書けるレベルの濃さで、こんな変なひとなかなか見つけられないと思って(何)。

 

娘には親の価値観を押し付けず、自分の好きなことをどんどんやって欲しいと思う。

今はいい人生を歩めていると思う。

思う。