時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

『おじいちゃんが、わすれても...』大塚篤子

https://www.instagram.com/p/Bt6-XmlhbIC/

『おじいちゃんが、わすれても…』大塚篤子娘(小2)が学校図書館で借りてきた本。の割にやたら細かいと思ったら6年生の学校指定図書。読んでみようと思ったの とのこと。主人公仙崎杏(小5)の祖父、雄一郎は認知症を患っている。杏が拾ってきた犬がトリガーになって…という話。舞台が京都なのもなんだか微妙にシンクロ。ステンシルの義父は川沿いランニング中の一時心肺停止で脳障害が残り57歳から第二の人生を絶好調に謳歌している(何)。昔の記憶ははっきりしているが現在の状況をすぐ忘れる。忘れるということは自覚しており、ノートに1日の自分の行動を分刻みで記録し肌身離さず持ち歩いている。忘れることに対して全く悲観的にはならず、日々穏やかに楽しそうに過ごしている。深く考えるのが難しいようだ。ステンシルをはじめ毎日顔を合わせるヘルパーさん達の名は"事故後に出会った人"なので覚えられない。"知ってはいる人"なので毎度「いつもすんませんねぇ、あんたお名前は…」と尋ね、「あぁ、せやったごめんなぁ覚えてるよ」とノートに書き込む。が、娘の名前は覚えた。ホンマに不思議である。だから大丈夫。きっとあなたのことはこれから先も忘れない。 ...「たいせつなものは、まくらの下におくもんです」#読書 #読書記録#books #bookstagram#大塚篤子#娘が借りた本#日常