時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

母さんのライフはゼロよ。

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さて。午後の部。娘下校時、バス停でお迎えして一緒に帰ってきてたら。すげぇちっさい犬がヨロヨロはるか前方の歩道を歩いてて。「迷い犬」初めて見た。あまりのヨロヨロトロトロぶりにすでになんか事故ってんのかと思い、ほってもおけず怪我してないかみて。飼い主らしきひとがいないか探したのだけど、見渡す限り誰もおらず。.そうこうしてるうちに顔なじみの佐○急便のおっちゃんが車停めて寄ってきてくれて。「この子は見たことない子やなぁ、どこのおうちの子やろなぁ」と。警察に連絡するしかない、と人生初の110番通報などして。.「事件ですか!? 事故ですかっっ!?」「いやあのええとある意味事故っていうかその事件ではないんだけど事件ていうのかでもなんやろこれ」もうテンパりすぎて電話した我が不審者。.結局「すみません迷い犬に出会ってしまいました」と何故か謝る我。犬の大きさ、特徴、首輪の模様、現場位置などを聞かれて説明してる最中にココア色のパンチの効いたトイプーを連れたマダムが通りかかり「あら、その子きっとテラモトさんちの子よ」と言い出す。「あのっすみませんっホントですかその子テラモトさんちの子かもしれなくてっ」とバラバラの方向からの声かけに弱い我が早速その実力を発揮し会話シャッフル。恥ずかしいわ。.で。警察官到着前に事件解決したらそれを最寄りの警察署に連絡しろ、と。未解決のままなら警察官が犬を保護し連れて帰ることになり。「テラモト」さんと聞いただけで○川急便のおっちゃんはピンときたらしく、「ちょっと聞いてくるわ」と車で走り去り。しばらくして、おうちの方がお迎えに来られ。「すみませんちょっと目を離した隙に出てっちゃって」と。こんなにヨロヨロの子が? ここまで来るのにどれくらいかかるのだろう。.トイプーマダムによると、そのお宅のご主人が最近亡くなられたと。あの子はもともと保護犬で、もうおばあちゃんなのだと。ご主人があの子をとても大事にしてたから、迷子で行方不明にでもなったらもっと悲しむことになってたはずよよかったわね、と。.そうなの、かな。.警察に解決したと連絡し、お騒がせしたことをお詫びし。影の主役だった佐川のおっちゃん(あっ)は何も言わずに配達に戻られててお礼も言えず。.その子が交通事故に巻き込まれずにすんだという安堵はあるけれど。宅配のおっちゃんがよく知ってる家なのにその子を知らなかったこと。走り回ることなく、室内でご主人の側にいて静かに過ごしてたのではないのかな。.受け取りに来た青年の表情の無さが言い知れぬもやもや感を生み。..#雑記#トイプーのパンチ半端ないな#愛犬家ネットワーク恐るべし#佐川中年男子には礼をせねば#緊張緩和にもよく効く散歩T