時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

『独歩全集9 詩 及 小品集』国木田独歩

この新潮文庫、全巻見てみたいけれど。とりあえず持ち歩ける独歩詩集なので良し。

こちらをご訪問の方、どんな詩を書かれているのか知りたい方は我の独歩のタグでいくつか作品が拾えますのでご参考まで。

https://www.instagram.com/p/B2FW6wql7xx/

『独歩全集9 詩 及 小品集』国木田独歩.持ち歩ける独歩の詩集。ふふふ。独歩の詩が好きです。さふいへば(似非)我はブログでインスタにpostしたのんの横流しなどしてるのですけれど(怠惰ゆえに)。アクセス解析いうので"ワード検索でよく見に来られたところ"が分かったりします。その何故かダントツベスト3が独歩について書いた時のなのですよね。窮死とかまぼろしとか悪魔とか。.きっと独歩についてレポートせよとご無体な教授に言われた彷徨える大学生が、あまりネットにソースのない(涙)彼のネタを必死に探してこの辺境の地にひっそり巣食う我にぶち当たってしまうのだね(出会い頭事故)。武蔵野はさすがに様々な方が読み解かれてるので我まで辿り着かないのさ。.参考にするなよ若者よ。偏愛妄想99%の単なる怪しいうわ言だ(自虐)。.ええと、作品読んで自力で考えろっつう話でした(猛毒.さて。詩はまた今度で。小品から少し。「落日に對す」自分の願いを記してます。「天地の不思議を痛感せんこと也」。ほか小品にもたびたび宇宙、自然について書いてます。なんかぶれてねぇのに生活がぶれまくるのは何故。「我が過去」キリスト教への思い。祈らないこと、聖書研究をしないこと、など書き連ね、「我は決して基督教信徒にあらざるなり」と言う。「然らば過去の我は何者なりしぞ。曰く空想の兒なりき」。.で。独歩が「独歩」なのがよくわかるのが「唯皮相のみ」。以下全文。.「余朋友と語るに、余が沈思瞑想し、読書し、感激して得たる思想を語れば、友は常に、然り然り、實に然りと答ふ、其の様、誠に能く余の意味消息を解し居る者の如し。然れども實は彼等多くは余が眞意を解したるに非ずして、ありふれたる言葉に現はれしありふれたる思想を以て余の幾多の經驗、幾多の沈思、幾多の煩悶によりて得たる思想と同一視せるなり。余は是に於て悟り得たり。余が彼の大詩人、大豫言者達の文字を讀んで解し得たりとなす事も、彼れ大詩人、大豫言者達より視れば、實に皮相を撫ぜるものに過ぎずして、神會靈悟に至りては容易に到り難き者なる事を知り得たり。」.友人はその通りだと言ってくれるけどホンマのとこあんま分かってへんでしょ? て「俺の真の心は友人にも理解されねぇ」感ハンパないし、しかも実は自分自身を猛烈にディスってるっていう。もう。めんどくせい子ね。なんも考えんとご飯いっぱい食べて寝なさい。..#読書 #読書記録#books #bookstagram#国木田独歩でもその勝手に孤独を感じて自虐るめんどくささが好き(盲愛