時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

宮本浩次さんの曲。

昨日、娘(小2)から「エレファントさん(だから誰)のどんなとこがすきなの?  かっこいいところ?」と聞かれた。ほほう。眉目秀麗であるということは8歳児にも理解できるのだな。さすが全人類を照らすミューズ(女神?)。

 

娘には「このひとの歌聴いてるとね。本読んでるみたいなの。」と答えた。

 

 

 

ステンシルは音楽全般好きで雑多に聴くのだが、実はあまり「歌詞」を覚えられない。というか意識が歌詞に向かない。もともとヒアリング苦手というのもある。聴きながら各パートをばらばらに愛でるが声も「音」なのである。もちろん全体が調和してるのが最高。

 

 

で。宮本浩次さん。エレファントカシマシ1stアルバムが出たのが1988。その頃ステンシルは小学生 (小嘘)。当時華やかだったEPICアーティストのうちの1バンドとして友人から存在を聞いて、なんとなくわーみんなカッコいいな(見た目) というくらいの好きさだったが、2ndアルバムで「優しい川」を聴いてびっくりした。

 

YouTubeさまからこちらを。勝手な貼り付けすみません。


エレファントカシマシ 優しい川 復活の野音

 

歌詞が聞こえてくる。入ってくるのである。なんと表現したものか非常に難しいのだが。

この感覚は初めてで、でもそのことを音楽好き仲間の友人にはなんとなく言えず。流行ってた他バンド(もちろん色々好き)のライブに行ったりしていた。エレカシが好きである ということは自分の中にしまっていた。当時なぜ好きなのか説明ができなかったのである。

 

 

中高と吹奏楽部に所属し。音と青春にまみれ。

大学生になり、軽音に入り、当たり前のように音楽の幅が広がり。

社会人になり、楽器屋に就職し。電子ピアノとエレクトーンの「使い方」を教える人になり(でも1年足らずで辞めるよ)。

それからも音楽とはずっと近い距離感で生きてきたが。

エレカシは他の音楽とはなんか別という感覚はあまり変わらない。特別枠。

音も演奏も声も詞も好き。エレカシは他にも色々好きポイントがあるけれど宮本さんの「曲」について思ったこと。