時々空中へ舞ひ上がつてゐる。

好きなものについて考え続け脳内迷子のパラノイア雑記

『日本の名随筆25 音』より「音」の世界 ー あとがきにかえて  團伊玖磨

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『日本の名随筆25 音』より「音」の世界 ー あとがきにかえて團伊玖磨.実はこの名随筆シリーズ全巻すげぇ欲しい。欲しい。欲しい(しつこい)。作家が何を考えてるのかを知るには随筆・日記・手紙だと思っている我です。古本で出品されたりしてるけれど。でも全100冊ってスペースが。スペースが…! 先日龍さん全集も荷風全集もほすぃと書いてる我ですが。これ以上全集系増やすと天井落ちてくるわ。あ、あとね漱石のも(もういいです.「音」は團伊玖磨先生編集。こちらはPDF化したもの。さまざまな方の音に関する随筆が集められてて。普段拝読することのあまりない作曲家や音楽評論家などの作品も入っています。この本の中では、特に小倉朗さんと遠山一行さんのお話が好きです。.「音」「音楽」について考えてると多分ずっと考え続けていられるのね。現実世界に戻ってこれなくなりそうになるので困ります。知識も技術も浅いけれど。スタートダッシュって環境と周囲の理解がほんま大切よね…(遠い目)。我、ピアノ習いたいって言い続けて20歳になったからな…。自力で楽器代も月謝代も出してああああ(トラウマ)。せめて。我はこどもには自分の価値観を押し付けず、本人が興味を持ったものを否定せず全力でアシストしていこうと。裏方に徹する所存。こどもは親のものではありません。ああ、また話があらぬ方向へ。.ではあとがきから團伊玖磨先生のお言葉を。..「感覚は、五感の総べてを動員して人に対しての自己の存在とその状態を確認させる。秋を知る時、紅葉、虫の声、落葉を焼く香り、茸の味、袷の肌触りは、五官の綜合的な答えとして秋を強化する。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の中で、特に瞑想に繋がる傾向が強いのが聴覚である。視覚と異って、聴覚は、遠い鐘の音に物を思う人の顔に見られるように、精神の集中と放心の双方を同時に惹き起こす事が出来る。この場合、「音」は集中の終点であり、連想の反射板であり、放心の原点である。」..#読書 #読書記録#books #bookstagram#團伊玖磨#日本の名随筆